🎣 はじめに|シーバスリール、どれを選べばいい?
「リールって番手とかギア比とか色々あって、結局どれを選べばいいの…?」
釣りを始めたばかりの頃、私もまさにそんな状態でした。
道具選びに迷って、スペック表とにらめっこ…なんて日もあったほどです。
そんな私も今では、複数のリールを使ってきた経験から、
「これは最初に知っておきたかったな」と思うことがいくつかあります。
この記事では、
- 実際に今使っているお気に入りリールの紹介
- 比較検討したコスパ優秀なモデル
- いつかは手にしたい、憧れのフラッグシップモデル
- そして、番手やギア比など“選び方”の基本
といった内容を、実体験ベースで初心者の方にもわかりやすくお届けします。
📌 この記事はこんな方におすすめ
- 「最初の1台にどれを選べばいいか分からない」
- 「価格と性能のバランスを見て、納得して買いたい」
- 「リールの選び方そのものがよく分からない」
という方に向けて書いています。
読み終わるころには、「これにしようかな」と思える1台に出会えるかもしれません。
それでは、まずは私が今使っている“相棒”からご紹介します!
※本ページにはプロモーションが含まれています。
🎣 第1章|現在使用中の愛用品ーDAIWA 18 カルディア LT4000-CXH
私が現在使っているのは、DAIWAの「18 カルディア LT4000-CXH」というリールです。
このリールは私にとって3代目のリールで、今のところ一番満足度が高いモデルです。
シーバスゲームに必要な性能(巻き感・軽さ・剛性感)をしっかり備えていて、長時間の釣行でも信頼して使えています。
🎯 このリールを選んだ主な理由
- ライトショアジギングにも対応できる4000番の汎用性
- LT設計で軽量、8.6ftのMLロッドとのバランスが良い
- DAIWAのMAGSEALEDという技術の「塩噛みしづらい設計」への安心感
- そして何より、ハイギアモデル(CXH)であること!
💬 「ハイギアであること」の大切さ
初代(アルテグラ2500)、2代目(フリームスLT3000)は、どちらもノーマルギアでした。
このため、ルアーを早く回収したいときに、かなりの手巻きが必要でストレスに感じていました。
「魚の反応がない」とわかった瞬間や、「次のポイントを早く探りたい」というときに、巻取りが遅いのは意外と不便なんですよね。
ハイギアと呼ばれるモデルは、「ゆっくり巻く」こともできますが、
「早く巻く」ことはノーマルギアでは物理的に限界があります。
🎯 最初の1台だからこそ、私はハイギアモデルをおすすめしたいと思います。
📜 私のリール変遷
🥉 3代目:DAIWA カルディア LT4000-CXH(ハイギア)
操作性、軽さ、耐久性、巻きスピードすべてにおいて納得の1台。ようやく「これだ」と思えるモデルに出会えました。
🥇 初代:SHIMANO 12 アルテグラ 2500(ノーマルギア)
釣具店で勧められて購入。使いやすかったものの、海に落として塩噛みが発生し、使用不可に。
🥈 2代目:DAIWA 18 フリームス LT3000(ノーマルギア)
セールで購入。使用感は良かったですが、やはり徐々に塩噛みが…そしてハイギアの必要性を痛感。
※現在私が使用しているのは「18 カルディア LT4000-CXH」ですが、
このモデルはすでに生産終了しており、DAIWAの公式サイトでは最新モデル「25 カルディア」がラインナップされています。
細かな仕様やデザインがアップデートされており、より軽量かつ操作性に優れた設計になっています。
ただし、価格帯は2万円台後半〜3万円台となっており、これから一式揃える方には少しハードルが高く感じられるかもしれません。
コスパ重視の選択肢としては、次章で紹介するリールも参考になるかと思います。
🧩 第2章|比較したリール2選 ー 私ならこう選ぶ!
現在使っている「カルディア LT4000-CXH」はとても気に入っていますが、
今「これから1台選ぶ」としたら、迷うのがこの2つです。
どちらも実際に使ったことがある、または同シリーズを愛用しているモデルだからこそ、自信を持って紹介できます。
🟦 1本目|DAIWA BG SW 4000D-CXH
このリールは、私が現在ライトショアジギングやオフショアで使っている「BG SW 5000D-CXH」の兄弟モデルです。
剛性が非常に高く、大物を視野に入れた釣行でも安心して使えるリールです。
「SW」と名前にある通り、ソルトウォーターを前提に設計されており、耐久性も抜群。
それでいて価格は2万円前後という、コスパと性能のバランスが取れたモデルです。
📌 私が特に推したいポイント
- ゴツめな見た目に反して、巻きは滑らか
- 剛性◎、ドラグ◎、見た目◎の三拍子
- PEラインの滑り出しも自然で、青物がかかってもドラグが安定
📊 スペック(BG SW 4000D-CXH)
項目 | スペック |
---|---|
自重 | 約325g |
ギア比 | 6.2(CXH) |
最大巻上長 | 約101cm |
最大ドラグ力 | 12kg |
糸巻量(PE) | 1.5号 430m/2号 300m |
実売価格帯 | 18,000〜21,000円前後 |
🟪 2本目|SHIMANO 25 アルテグラ 4000XG
このモデルは、私がかつて使っていた「12 アルテグラ 2500」の系譜を継ぐリール。
リニューアルを経て、今のアルテグラはより洗練されて、上位機種のテクノロジーも搭載されています。
使用感としては非常に軽く、巻きの滑らかさも◎。HG(ハイギア)モデルなので、回収スピードも十分。
最初の1台としてもおすすめできる、まさに「現代版の万能選手」的なリールです。
📌 私が特に推したいポイント
- 軽くてトラブルも少ないため、初心者にも安心
- ノーマルギアからハイギアに乗り換えたい人にも◎
- シーバスだけでなく、フラット系や青物にも対応可能
📊 スペック(25 アルテグラ 4000XG)
項目 | スペック |
---|---|
自重 | 約260g |
ギア比 | 5.8(HG) |
最大巻上長 | 約87cm |
最大ドラグ力 | 11kg |
糸巻量(PE) | 1.5号 270m/2号 180m |
実売価格帯 | 17,000〜20,000円前後 |
💭 どちらを選ぶべきか?
- 強さとタフさを求めるなら「BG SW」
- 軽さと操作性、扱いやすさなら「25 アルテグラ」
どちらも実際に触れたことがあり、使用経験をもとにおすすめできるモデルです。
価格的にも大きな差はないので、用途や好みに合わせて選んでもらえたらと思います。
※本ページにはプロモーションが含まれています。
![]() | ダイワ スピニングリール 23BG SW 4000D-CXH 価格:14938円 |

![]() | 【予約:5月発売予定】 シマノ(SHIMANO) 25 アルテグラ 4000XG 4000XG 048035 価格:16100円 |

💡 4000番は“少し大きめ”?でも安心感が違います
今回紹介した2つのリール(BG SW 4000D-CXH・25 アルテグラ 4000HG)は、どちらも4000番というサイズ。
「シーバスには少し大きすぎない?」と感じる方もいるかもしれません。実際に、私の友人もそう言っていました。
ですが、海釣りでは“想定外の魚”と出会うことが割とあるんです。
🎣 実体験から学んだこと
3000番のリールを使っていたとき、突然かかった魚にラインを一気に持っていかれ、糸が全部出されてしまいそうになった経験があります。
結果は…ラインブレイク(糸切れ)。
正体不明の魚でしたが、「もっと大きな番手を使っていれば」と悔しく思いました。
この経験から、私は今では4000番のリールを使う安心感を大切にしています。
大きめの番手は、予期せぬ大物にも柔軟に対応できる“保険”のような存在。
海釣りだからこそ、ちょっと余裕のある選択が吉かもしれません。
🎣 第3章|憧れの“最上級リール”たち ー 夢は膨らむけれど…
実際に使っているリールや、次に買うかもしれない候補は現実的な選択肢が多いのですが、
釣り人としてどうしても「いつかは…」と思ってしまう存在もあります。
今回は、そんな「手が届かないけど、ずっと気になっている2台」を紹介させてください。
🟦 DAIWA ソルティガ 4000-XH ー タフの極み、すべてが規格外
DAIWAの誇るフラッグシップモデル「ソルティガ」。
その中でも、ショア・オフショアどちらにも対応できる4000-XHは、まさに憧れの1台です。
「この巻き感…まさに異次元」と言われるほどの剛性感と滑らかさ。
本当に“道具に助けられる”ってこういうことなんだろうなと感じさせられます。
📌 惹かれている理由
- モノコックボディ+アルミフルメタル構造の超剛性
- タフデジギア&マグシールドの最上位設計
- ハイギア(XH)モデルでショアゲームとの相性抜群
- 重さを感じさせない回転性能、抜群の耐久性
でも、価格は実売でも8〜9万円台。
「一生モノ」とは言えど、今すぐ手を出すには勇気がいります。
🟪 SHIMANO ステラ 4000XG ー 究極の滑らかさ、精密の美学
SHIMANOのフラッグシップといえば「ステラ」。
最新の「22ステラ」は、見た目も巻きも“最高級の質感”に満ちたリールです。
実際に店頭で巻いたことがありますが……
「……あ、これは別格だわ」と無意識に言ってしまいました。
📌 惹かれている理由
- マイクロモジュールギアII+インフィニティドライブによる極上の巻き心地
- 軽さと強さの絶妙なバランス
- 見た目の高級感と、手にしたときの満足感
- PE1.5〜2号運用でも充分すぎるパワー
こちらも価格は8万円前後。
「これ1台で10年戦える」と言われますが、今の自分にはまだ少し早い…かもしれません。
💭 なぜ“買えないリール”を紹介するのか?
それは、夢があるからです。
今すぐには買えなくても、「いつか使ってみたい」と思える道具がある。
それだけで、毎日の釣りにちょっとしたモチベーションが生まれます。
きっとそれは、誰にでもある“釣り人の小さな夢”なんじゃないかなと思っています。
📝 そしていつか、このページに追記したいんです。
「ついに手に入れました!」って。
そんな日を夢見て、今日もコツコツと釣りを楽しんでいます。
🎯 第4章|番手とギア比の選び方 ー 失敗しないリール選び
リール選びでよく悩むのが、**「番手」と「ギア比」**の違いと選び方。
実際、私も最初のリール選びではここでかなり迷いました。
「どれが正解なのか」がわからないと、買ったあとに「ちょっと違ったな…」と後悔してしまうこともあります。
ここでは、私自身の経験を交えながら、リール選びで押さえておきたいポイントをまとめてみました。
🔢 番手の目安は「釣りのフィールド」と「使いたいルアー」
リールの「番手(サイズ)」は、そのまま巻ける糸の量やパワーに直結します。
番手 | 特徴 | シーバスでの使いやすさ |
---|---|---|
2500 | 軽量で繊細、小型ルアー向け | 港湾・河川など小場所では〇 だけど、やはりやや小さいため、アジングなどにおすすめしたい |
3000 | 汎用性が高く、最初の1台にもおすすめ | 小〜中規模フィールドで◎ |
4000 | 糸巻量・パワーともに安心感あり | オープンエリアや想定外の大物にも対応 |
🔍 私は最初2500番を使っていましたが、
海に落として買い替えた2代目(3000番)でも大物に糸を持っていかれ、
現在は4000番に落ち着いています。
「軽さ」より「安心感」を重視した番手選びも、フィールドによってはおすすめです。
⚙️ ギア比(ノーマル/ハイギア)の違いと選び方
📌 補足:ギア比の表記について
ギア比は、メーカーやモデルによって表記が異なります。
- SHIMANO:HG(High Gear)/XG(Extra High Gear)
- DAIWA:H/XH/CXH(Compact × High Gear)など
表記は違っても、基本的には巻き取りスピードの違いを示しています。
タイプ | 特徴 | 向いているスタイル |
---|---|---|
ノーマルギア(PG) | 巻きが軽い、パワー重視 | 抵抗のあるルアー/安定感重視の巻きに◎ |
ハイギア(HG/XG/CXH) | 巻き取りスピード重視 | サーチ型・テンポの速い釣りに◎ |
🎣 私は初代・2代目がノーマルギアでしたが、
「すぐにルアーを回収したい」場面では巻きが遅くてストレスに…。
現在使用しているDAIWAの「18 カルディア LT4000-CXH」では、
巻き取りスピードの自由度が増し、釣りのテンポも自然にアップしました。
✅ 迷ったら「ハイギア × 3000〜4000番」が安心の組み合わせ!
特にシーバスフィッシングでは、
- ハイギア(HG/XG) → サーチやテンポ重視に◎
- 3000〜4000番台 → 糸巻量や大物対応で安心感あり
この組み合わせは、初心者でも扱いやすく、幅広いフィールドに対応できます。
釣り場が広くなくても、「いざという時の安心感」は大切です。
📝 まとめ|“最初の1台”を選ぶあなたへ
リール選びって、最初はどうしても迷うものです。
私自身も、何台か使ってきてようやく「これだ」と思えるリールに出会えました。
今回の記事では、私の体験談をもとに、
- 今使っているお気に入りのリール
- コスパに優れたおすすめモデル
- 手は届かないけれど憧れている最上級モデル
- 番手とギア比の選び方のポイント
を、できるだけ初心者の方にもわかりやすくまとめてみました。
🎯 初心者の方へ私から伝えたい3つのポイント
- ハイギアモデル(HG/XG)は回収スピードが速く、テンポよく釣りを楽しめる
- 3000〜4000番台は安心して使える万能サイズ(特に海では心強い)
- 「買ってよかった」と思える1台は、スペック以上に“相性”が大事!
💬 そして最後に…
釣りは「道具を選ぶ時間」も楽しみのひとつです。
今回の記事が、これからリールを選ぶあなたのヒントや後押しになれば嬉しいです。
次回は、実際に私が使っているリールに合わせたライン・ルアー・小物類の組み合わせについて、リアルな使用感と一緒にご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに!
コメント
リール選びは本当に難しくて、いつも迷ってしまいます。特に番手とギア比の違いを理解するのが大変です。この記事は初心者にもわかりやすく、具体的なモデルも紹介されていて参考になります。私も自分のニーズに合ったリールを見つけたいです。ハイギアのリールを使うと、釣りの質が変わるのでしょうか?
コメントありがとうございます!とてもわかります。
私も最初の頃は、番手とギア比の違いにかなり混乱しました…。
ハイギアのメリットは、やっぱり“テンポの速い釣り”との相性の良さですね。
ルアー釣りではランガンが主体になることも多く、テンポよく探れることで、同じ時間でも広く探ることができます。
これからも、自分の経験ベースで選び方のヒントになるような情報を発信していくので、よかったらまた覗いてみてください!
リール選びって本当に迷いますよね。特に初心者だと、番手やギア比の違いがよくわからなくて悩んでしまいます。この記事では、実際に使ってみたリールの感想が詳しく書かれていて、参考になります。特に「ハイギアであること」の重要性や、スペックの比較が役立ちそうです。でも、シーバスフィッシングにはどのリールが一番適しているんでしょうか?
コメントありがとうございます!
ギア比の違い、最初は本当にわかりにくいですよね。私もかなり迷いました。
シーバスフィッシングでよく使われるリールとしては、ハイギアモデル(CXHやXGなど)が特に人気です。
ただ、巻き感の好みや釣りスタイルによっても変わってくるので、「ハイギアなら絶対正解!」とも言い切れないんですよね。
たとえばアジングのように繊細な操作を重視する釣りならノーマルギアの方が合うこともありますし、
サーフゲームなど広いエリアをテンポよく探りたいなら、ハイギアのほうが扱いやすいと思います。
今度、そのあたりを掘り下げた記事も書こうと思っていますので、よかったらまた覗いてみてくださいね!